ミライエコール×FairWind
本イベントは東大生により構成される学生団体FairWind様と学生団体ミライエコールのコラボイベントです。
イベント参加フォームはこちらから
学生団体FairWindは、地方と都市部の教育格差解消に向けて尽力されている東京大学の大規模な学生団体であり、セミナーや大学見学ツアーなどを通しての高校生のキャリア支援や、メールマガジンや記事といったメディア発信を中心に活動をされております。詳しくはFairWind様のホームページをご覧ください。
都市部と地方の高校生では生徒を取り巻く環境が大きく違います。一般的に東京などの首都圏に生活する学生は地方の学生に比べて教育資源や情報に恵まれた環境におり、進学やキャリア選択において有利であるという点が挙げられます。その一例としてSAPIX YOZEMI GROUPが発表している入学者の出身者のデータを覗いてみると、3人に1人が東京出身であることがわかります。こうした東京や首都圏の学生が有利となってしまう現状を問題視し、地方の学生が直面する教育における情報格差や機会格差、意識格差を是正するために多くの学生団体が尽力しています。
(出典:SAPIX YOZEMI GROUP「2023年東大入試情報」より)
なぜコラボするのか
私たちミライエコールは「生徒が学校生活に関する自分の考えや意見を言えること」、生徒の主体的な活動を支援するために日々活動しています。今回は高校生のキャリアや進学選択において地方高校生が直面する前述のような格差問題に着目し、生徒が望むキャリア、進路を環境により諦めなければいけない現状があるのではないかと感じています。自身のキャリアや進路を決めることは高校生が主体性をもち、自分の意見を表明できる大きな機会となります。一方で、地域や親、教員の理解が得られない、国や行政、都市部の大学から地方の学生への金銭的就学援助が足りないなどの理由により自身の希望するキャリアや進学を諦めてしまう地方学生も一定数いるのではないでしょうか。
*本問題についてはこちらの記事でもミライエコールのメンバーが実体験をもとに語ってくれています。
「教育格差」って何?高校での体験から感じた学校教育の問題と改善点
本イベントでは学生団体FairWind様をご招待します。普段から地方の高校生と様々な企画を通して交流されているメンバーの方にお話を伺い、生徒が受験や進学などの意思決定を下す場面において、どのような困難があるのかを経験的な側面からお話いただきます!例えば、親に地元の大学に行けと言われた、私立大学に進学したいが国立大学進学しか認められなかったなど、都市部の生徒との機会格差や情報格差という観点から現状の課題をお話いただき、地方高校生を取り巻く実情について深掘りし、どのようにそういった現状を乗り越えていくべきかをお話いただきたいと思います。
具体的なイベント内容は以下の通りです。
イベント名「FairWindに訊く!地方中高生を取り巻く学校生活の実態とは?」
実施場所:オンライン(zoom)
日程:3月13日17:00〜19:00
企画概要
①登壇者によるパネルディスカッション
②登壇者へ参加者からの質問タイム
本企画で司会を努めます代表の山口や後登壇していただくFairWindの方々は、地方の高校生として東京大学に進学された方々です。地方の教育問題の過去の当事者として、経験則からもデータベースでもお話をしていただけます。また本企画はフランクなトークセッションの場となりますので、トークセッション後は自由に質問していただいて構いません。地方の高校生の方や地方で教育に携わられている方はぜひ参加していただきたいです!
イベント参加フォームはこちらから
*なお司会は学生団体ミライエコール代表の山口が務めます。
ミライエコール代表 山口世夏
東京大学文学部所属予定の2年生(2024年2月現在)
ミライエコールを2023年に15人ほどのメンバーと共に発足させた。
高校生の頃、生徒会活動での原体験をもとに生徒が自分達の意見を言えない、聞いてもらえない閉鎖的な学校環境に疑問を持つ。今は生徒の主体性が蔑ろにされることなく、生徒一人ひとりが「いきいき」と生活できる学校環境の実現を目指して日々活動している。
↓その他の記事はこちらから↓