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あえて理不尽を課す教育は適切か?現代に残る”昭和的”な教育から考えてみた

こんにちは、ミライエコールメンバーのたおです。

みなさんは、学校で理不尽な経験をしたことはありますか?

最近、ブラック校則などをはじめとする教育現場の「理不尽さ」への関心が高まりつつありますが、そのような理不尽さは払拭すべきという意見もあれば、理不尽に耐えることで得られるものもあるという意見もあります。

今回は、あえて理不尽を課す教育の是非について、私の出身高校での経験を振り返りつつ書いていきたいと思います。

「あえて理不尽を課す」学校

理不尽さは、本来あまり好ましいものではないかもしれません。

しかし母校は、生徒にあえて理不尽を課すことで成長させようという教育方針の学校でした。(※ネットには、「理不尽」という言葉が入った母校の取材記事が上がっています。)

「理不尽」の代表例が、厳しい体育です。

縄跳び、水泳、長距離走などが課され、欠席したりノルマを達成できなかったりした場合は問答無用で補講となりました。

授業を受ける際の服装や体育教官室への入り方にもルールがあり、守れないと叱責されました。

体育教師に一度も怒鳴られずに卒業できる人はいないとまで言われており、私も何度も叱られたのを覚えています。

最後に怒鳴られたのは体育教官室にリュックを背負ったまま入ったときのことです。

入室時は荷物を手に持つようにとの張り紙が教官室の入り口に貼ってあったのですが、私はそれまで「礼が浅くならないようにリュックは手に持つ」というマナーがあることを知らなかったため、張り紙の意味がよく理解できず、スルーしていたのでした。

私のリュックを見た体育教師は荷物を下ろすようにというジェスチャーをしましたが、通じなかったため、3度目に「荷物を下ろせ!それでも最高学年か!」と怒声が飛んできました。

それで私はそのマナーの存在を知り、反省しました。

何も怒鳴る必要はないじゃないか、始めから口で言ってくれればいいじゃないかと思いつつ。

ここで重要なのは、このような理不尽が「あえて」課されていたということ、体育教師も意地悪ではなく「生徒に理不尽を課す」という役割意識に従ってそのような行動をしていたのだろうということです(私に怒鳴った教師も、着任当初はどちらかというと静かで優しい印象の人でした)。

しかし、パワハラや過労が社会問題になる昨今、きつい体育や叱責といった理不尽をあえて課し、それに耐えさせるという母校の教育方針は本当に適当なのでしょうか。

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